この部屋では、主に made in China の故事成語を取り上げていきます。たまに、made in india も仏教がらみで出てきます。
INDEX
あ行
あ〜お
=== あ ===
愛は屋烏におよぶ
青は藍より出でて、藍より青し
秋の扇
悪事、千里を走る
朝(あした)に聞き夕べに改む
寇に兵
圧巻
羹に懲りて膾を吹く
阿堵物
危うきこと累卵の如し
危うきにおもむけ
過ちてはすなわち改むるに憚ることなかれ
晏子の御者
案を挙ぐるに眉に斉(ひと)しくす
=== い ===
家にただ四壁
意、言外に在り
石に漱ぎ流れに枕す
石に立つ矢
石を点じて金と為す
以心伝心
一衣帯水
一字千金
一字の師
一助
一諾千金
一張一弛
一日千秋
一暴十寒
一網打尽
一以て之を貫く
一葉落ちて天下の秋を知る
一竜一豬
一を挙げて三を反す
一挙手一投足
一挙両得
一刻千金
一呼再諾
一視同仁
一将功成りて万骨枯る
一箪の食(し)、一瓢(ぴょう)の飲
一知半解
佚を以て労を待つ
一斑を見て全豹を知る
寿ければ辱多し
井の中の蛙
意馬心猿
韋編三絶
夷を以て夷を制
殷鑒遠からず
隠然
=== う ===
魚を得て筌を忘る(筌蹄、言筌)
羽化登仙
烏合の衆
馬を問わず
有無相い生ず
梅を望んで渇を止(とど)む
烏有に帰す
怨骨髄に徹す
怨みに報いるに徳を以てす
運用の妙は一心に存す
=== え ===
郢(えん)書燕説
英雄人を欺く
益者三友
遠交近攻
猿猴月を取る
燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや
遠水は近火を救わず
=== お ===
老いの将(まさ)に至らんとするを知らず
王侯将相なんぞ種あらんや
応接に暇あらず
屋上屋を架す
屋下に屋を架す
男はみんな夫
尾を泥中(塗中)に曳く(曳かん)
か行
か〜こ
=== か ===
開巻、益あり
会稽の恥
骸骨を乞う
解語の花
偕老同穴
顧みて他(よそごと)を言う
下学上達
蝸牛角上の争い
矍鑠
格物致知
革命
獲麟
影を畏れて走る
華胥の夢
臥薪嘗胆
佳人(美人)薄命
苛政は虎よりも猛(たけ)し
風飄飄(ひょうひょう)として易水寒し
刀折れ矢尽く
花鳥の使い
渇しても盗泉の水を飲まず
合従
渇に臨みて井を掘る
刮目して相待つ
瓜田に履(くつ)を納れず、李下に冠を正さず
鼎の軽重を問う
株を守る;株守(しゅしゅ)
壁に耳あり
画竜天睛
彼を知り己を知らば、百戦するもあやうからず
苛れん誅求
夏炉冬扇
汗牛充棟
管見
雁書
干将莫耶
顔色なし
肝胆相照らす
邯鄲の夢
眼中の釘
汗馬の労
玩物喪志
完璧
管鮑の交わり
歓楽きわまりて哀情多し
=== き ===
既往は咎めず
奇貨居くべし
菊を採る東籬の下
騎虎の勢い
箕山の志
帰師はとどむる勿れ
疑心暗鬼を生ず
橘中の楽しみ
狐虎の威を仮る
狐は尾を濡らす
木に縁りて魚を求む
義は過ごすべからず
驥尾に託して
脚力尽くる時、山更に好し
杞憂
九牛の一毛
窮寇は追うなかれ
窮して後にたくみなり
牛耳を執る;牛耳る
九死に一生
九仭の功を一簣(いっき)に虧(か)く
窮鳥懐に入(い)る
牛刀鶏を割く
朽木は雕(え;=彫)るべからず
朽木糞土
笈を負いて師に従う
教学相長ず
胸中の成竹
強弩の末
竟(きょう=境)に入りては禁を問う
驕兵は必ず敗る
共和
曲学阿世
玉石混淆
曲高くして和するもの寡(すくなし)
局天蹐地(せきち)
曲突薪(たきぎ)を徙(うつ)す
虚室白を生ず
魚夫の利;魚父の利
魚網鴻離
琴瑟相和す
金城湯池
錦上、花を添う
金蘭の交わり
金蓮歩
=== く ===
株(くいぜ)を守る
空中楼閣
愚公山を移す
草を打って蛇を驚かす
愚者の一得
口なお乳臭あり
口に蜜、腹に剣
苦肉の策
国破れて山河あり
狗尾続貂(くびぞくちょう)
君子に三楽あり
君子は豹変す
君子は庖厨に遠ざかる
群盲、象を評す
=== け ===
敬遠
鶏群の一鶴
鶏口(鶏頭)と為るとも牛後(牛尾)と為るなかれ
傾国・傾城
蛍雪の功
鶏鳴狗盗
鶏肋
逆鱗
月下氷人
月旦
毛を吹いて疵を求む
言多ければ事をして敗れしむ
乾坤一擲
捲土重来
=== こ ===
巧妻に拙夫
紅一点
剛毅木訥
肯綮に中る
巧言令色鮮し仁
恒産なき者は恒心なし
孔子の門前で孝経を売る
後世(後生)畏るべし
曠日持久、曠日弥久
浩然の気
高鳥尽きて良弓蔵(かく)る
狡兎三窟
狡兎死して良狗烹らる
功成名遂
鴻門の会
亢竜の悔い
功を拙に蔵す
呉越同舟
呉牛月に喘ぐ
国士無双
虎穴に入らずんば虎子を得ず
心ここに在らざれば視れども見えず
心広く体胖(ゆたか)なり
虎視眈々
五十年前、二十三
五十歩百歩
孤城落日
壺中の天
胡蝶の夢
ことごとく書を信ずれば、書なきにしかず
柱(ことじ)に膠(にかわ)して瑟(しつ)を鼓(こ)す
五斗米
この人にして、この疾あり
鼓腹撃壌
古来征戦幾人か還る
五里霧中
権宜(ごんぎ)の計
今朝酒あれば今朝酔う
渾沌
さ行
さ〜そ
=== さ ===
細君
先んずれば人を制す
酒に別腸あり
酒は百薬の長
坐して百城を擁す
左遷
左袒
沙中の偶語
嗟来の食は受けず
去る者は日に以て疎し
山雨来たらんとして、風桜に満つ
三顧の礼
三紙に驢字(ろじ)なし
三舎を避く
三十六計逃ぐるにしかず
三代国を亡ぼす
山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し
三刀の夢
三人市虎(しこ)を成す
三人行えば必ず我が師あり
3年蜚ばず、鳴かず(これが正しい)
三令五申
=== し ===
四海の内、皆兄弟なり
死灰復燃
歯牙に懸くるに足らず
自家薬籠中のもの
鹿を逐う
鹿を逐う者は山を見ず
鹿をさして馬と為す
獅子吼
獅子身中の虫
死して後已む
死屍に鞭打つ
死せる孔明、生ける仲達を走らす
死中に活を求む
疾風に勁草を知る
自暴自棄
四面楚歌
駟も舌に及ばず
尺(に)は短く、寸(に)は長し
衆寡敵せず
衆口金を鑠(と)かす
衆心城を成す
衆怒は犯し難し
終南の捷径
十年一剣を磨く
周の栗は食らわず
秋波
柔よく剛を制す
儒子教うべし
豎子が名を成さしめたり
豎子与に謀るに足りず
首鼠両端
酒池肉林
出藍の誉れ
春秋の筆法
春宵一刻値千金
春眠暁を覚えず
城下の盟(ちかい)
常山の蛇勢
小人間居して不善を為す
小心翼々
小説
賞は日をこえず
焦尾の宴
焦眉の急
笑裏蔵刀
杵臼の交わり
蜀犬日に吠ゆ
食指動く
助長
食は民の天なり
支離滅裂
深淵に臨む
深淵薄氷
人間万事塞翁が馬
人口に膾炙す
脣歯輔車
人心は面の如し
人生朝露の如し
人生意気に感ず
人生はただ口腹のみ
仁に当たりては譲らず
人面獣心
=== す ===
酔翁の意は酒に在らず
水魚の交わり
推敲
錐指
酔中の趣
水滴石を穿つ
垂堂の戒
過ぎたるは(猶)及ばざるがごとし
杜撰
図を按じて駿を索(もと)む
=== せ ===
清風明月は買うを用いず
青雲の志
清談
掣肘
晴天の霹靂
性は相近し、習いは相遠し
積羽舟を沈む
尺沢(せきたく)之鯢(げい)
尺(せき)短寸長
折角
折檻
千金をもて骨を買う
千載一遇
前車の覆轍は後車の戒め
禅譲
千丈の堤も蟻の一穴より
全勝は戦わず
戦々兢々
先入主
千人の指さす所、病無くて死す
先鞭を著く
前門の虎、後門の狼
先憂後楽
千里眼
千里の駒
=== そ ===
滄海変じて桑田となる
喪家の狗
創業は易く守成は難し
糟糠の妻
桑梓の意
曾参人を殺す
宋襄の仁
漱石沈流
滄桑の変
錚々
桑中の喜び
走馬看花
惻隠の心
率(卒)然
樽俎折衝
た行
た〜と
=== た ===
大姦は忠に似たり
大義親を滅す
大器晩成
大逆無道
太公望
大材小用
泰山北斗
太史の簡
大道廃れて仁義あり
薪を抱(いだ)きて火を救う
多岐亡羊(亡羊の嘆)
濁酒三杯豪気発す
他山の石
蛇足
多々益々弁ず
玉に疵
断金の交わり
端倪すべからず
断じて敢行すれば、鬼神もこれを避く
断袖
丹青
丹青の信
丹青競わず
胆大心小
断腸
貪天(たんてん)の効
短兵急
=== ち ===
智恵の差、三十里
池魚の災い
竹園
竹頭木屑(ぼくせつ)
竹馬の友
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ
治にいて乱をわすれず
地の利は人の和にしかず
長鋏よ帰来らんか
朝三暮四
張三李四
直情径行
沈魚落雁
=== つ ===
月落ち烏啼いて
恙なし
=== て ===
庭訓(ていきん)
鉄杵を針と成す
鉄中の錚々
轍鮒の急
鉄面皮
手に汗を握る
天衣無縫
典型
天子に戯言なし
椽大の筆
天高く馬肥ゆ
天道是か非か
天は長く地は久し[天長地久]
天網恢恢 疎にして漏らさず
天、我を喪せり
=== と ===
桃園に義を結ぶ
東海を踏んで死せんのみ
頭角を見(あらわ)す
桃源郷
董狐の筆
東西南北の人
東山の再起
陶朱猗頓の富
銅臭粉々
同床異夢
東食西宿
道聴塗説
堂に入る
同病相憐
桃李言わざれども 下おのずから蹊(みち)を成す
登竜門
螳螂の斧
度外視
独眼竜
読書亡羊
毒を以て毒を制す
歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る
塗炭の苦しみ
咄々怪事
吐哺握髪
虎の威を假(か)る狐
虎の尾を踏む
虎を画(えが)いて狗を類す
屠竜之技(とりょうのぎ)
泥多ければ仏は大きい
飛んで火に入る夏の虫
な行
な〜の
=== な ===
泣いて馬謖を斬る
直(なおき)を以て怨みに報(むく)ゆ
七歩の才
南柯の夢
何の面目あってか之を見ん
南風競わず
=== に ===
錦を衣(き)て夜行くが如し
日計すれば足らず、歳計すれば余りあり
似て非なる者
鶏をさくにいずくんぞ牛刀を用いん
=== ぬ ===
=== ね ===
年々歳々花相似たり
=== の ===
能書は筆を択ばず
嚢中の錐
述べて作らず
は行
は〜ほ
=== は ===
敗軍の将は兵を語らず
梅酸、渇(かつ)を止(と)む
背水の陣
杯中の蛇影
盃盤狼藉
葉落ちて根に帰る
馬鹿
はかりごとを帷幄の中(うち)に運(めぐら)す
破鏡・破鏡重円
伯牙絶絃
白眼視
莫逆の友
白玉桜中の人
麦秀の嘆
柏舟の操
白髪三千丈
白馬は馬に非ず
白眉
薄氷を履む
白面の書生
伯楽
破瓜
馬耳東風
馬謖を斬る
破竹の勢い
八面玲瓏(れいろう)
抜山蓋世の勇
抜本塞源
破天荒
花発(ひら)きて風雨多し
春は枝頭(しとう)に在って已(すで)に十分
挽歌
盤根錯節
万事休す
万死に一生
伴食宰相
反哺之孝
半面の交わり
=== ひ ===
日暮れて塗遠し
飛耳長目
顰に効う
尾生の信
尾大なれば掉(ふる)わず
匹夫の勇
人の心は面の如し
人の死なんとするや その言や善し
人は木石にあらず
人を射んとすればまず馬を射よ
脾肉の嘆
彌(弥)縫
百戦百勝
百年河清を俟つ
百聞は一見に如かず
百発百中
氷炭相容れず
豹は死して皮を留む
比翼の鳥・連理の枝
卑梁の釁(き)
披露
牝鶏の晨(しん)
貧者の一灯
風馬牛
風林火山
覆水盆に返らず
不倶戴天の讎(あだ)
巫山の夢
不即不離
舟に刻して剣を求む
ふ馬:天子の女婿
刎頸の交わり
焚書坑儒
文人相軽んず
文を舞わせて法を弄ぶ
=== へ ===
并州の情
兵は詐(いつわ)りを厭わず
兵に常勢なし
兵は死地なり
兵は神速を尊ぶ
兵は拙速を尊ぶ(原文は聞く)
兵を用うるの害は猶余最も大なり
蛇を画いて足を添う
辺幅を修飾す
=== ほ ===
望雲の情
亡国の音
暴虎馮河
法三章
傍若無人
鵬程万里
望洋の嘆
亡羊の嘆
亡羊補牢
貌を以て人を取る
暴を以て暴に易(か)う
墨守
墨てきの守り
木鐸
臍を噛む
蒲柳
奔命に罷(つか)る
ま行
ま〜も
=== ま ===
枕を高くして臥す
先ず隗(かい)より始めよ
復た呉下の阿蒙に非らず
免れて恥なし
豆を煮るにまめがらを燦(や)く
満を持す
=== み ===
右に出ずる者なし
水清ければ魚棲まず
源を開き流れを節す
未亡人
耳を掩(おお)いて鈴を盗む
身を殺して仁を成す
=== む ===
無為にして化す
無塩女
無絃の琴(きん)
矛盾
無用の用
=== め ===
明鏡止水
明哲保身
面折廷争
面皮を剥ぐ
目を掩(おお)いて雀を捕(とら)う
面従後言
=== も ===
猛虎草に伏す
蒙塵
孟母三遷の教え
孟母三遷の教え
沐猴にして冠す
用うること土芥(どかい)のごとし
物極まれば即ち反(かえ)る
門前市を成す
門前雀羅(を張る)
や行
や〜よ
=== や ===
野人暦日なし
安きにいて危うきを思う
柳は暗く花は明らか
病膏肓に入る
夜郎自大
已んぬるかな
=== ゆ ===
有終の美
優游迫らず
逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎(お)かず
=== よ ===
雍歯封侯
楊朱、岐に泣く
窈窕たる淑女
羊頭を懸げて狗肉を売る(羊頭狗肉)
要領を得ず
余桃の罪
余裕綽々
ら行
ら〜ろ
=== ら ===
洛陽の紙価を貴(たか)む
爛柯
濫觴(らんしょう)
濫吹
=== り ===
李下に冠を整さず
戮(りく)力同心
流言蜚語
竜頭蛇尾
柳眉を逆立つ
粒々辛苦
良賈(りょうこ)は深く蔵して虚しきがごとし
良禽は木を択ぶ
両虎相闘う
梁山泊
梁上の君子
遼東の豕(いのこ)
良二千石
良薬は口に苦し
緑林
=== る ===
累卵の危
塁を摩す
=== れ ===
連衡
=== ろ ===
老驥伏櫪、志、千里に在り
労して功なし
狼子野心
壟断
老馬の知
隴を得て蜀を望む
魯魚の誤
わ行
わ
=== わ ===
わが舌を見よ
和光同塵
殃池魚におよぶ
禍転じて福と為す
和して同ぜず
笑って答えず
我こと終われり
割れた甕を見るな
我は我が素(そ)を行う